昭和25年 大牟田市に鬘師五代目として生まれる。
昭和35年 小4の時三井三池争議の中描いた絵が大賞になる、審査委員は坂本繁二郎。翌年の第一回夏祭りでプラカードを持ち先頭を歩く。(同級生に古賀信行)
昭和38年 池尻一朗先生に水彩画を学ぶ。11月9日三川抗炭塵爆発松原中校庭からきのこ雲が見えた、死者458人、同級生に古賀祥一(共に三池工業高校に進むが、入学前に鉄道自殺する)。
昭和44年 セレスチナ合唱団へ通う、ベルギー人画家フランゼン氏に師事。
昭和47年 ハリウッド美容専門学園入学。
昭和48年 北村龍彦氏に師事。
昭和50年 久留米市野中町にサロンNを開く。
昭和51年 ビダルサッスーン氏に師事。
昭和52年 錦戸新観氏に会い仏師という生き方を確信、仏像を彫り始める
昭和62年 夏福岡大仏造仏の為八女に移住。
平成3年 7月福岡大仏の彫刻が4年半かけておわる(胃に2ヶ所穴があいていた)。 8月3日東長寺にて得度。
平成6年 伝法灌頂入壇。
平成7年 八女市文化財専門委員(仏像)二期務める。
平成8年 福岡市美術館にて個展、熊日画廊にて個展、RKK学園講師。
平成9年 11月八女市横町町屋交流館で近作仏像の展示。灯篭人形頭を二体作る。
平成12年 本福寺大仏造佛、大仏師の称号を授かる。2000年フランス音楽祭パリ聖ウスターシュ教会、ボルドー音大公演、福岡アクロス、声明公演、
平成13年 漆の基礎を学ぶため豊前市の広田洋子先生宅へ3年間通う。
平成15年 八女市立花町北山の男ノ子に真言宗荘厳院を開山。
平成18年 東長寺山門の二天を彫刻し大仏師の称号を授かる。弘法大師帰朝1200年福岡博物館、太鼓TAO、大濠能楽堂、声明公演
平成19年 6月28日胃癌手術、42個のリンパ節切除、内12個に転移、抗癌剤始まる。
平成23年 東長寺 五重塔落慶声明空海劇場、平成26年、29年、30年アクロス公演
平成29年 東北の震災から6年の歳月をかけ男ノ子大仏完成。
令和4年 10月九州芸文館にて個展
坂本と青木、師である池尻一朗と江上茂雄を見ていると、やはり長い人生ほど深いものがあると思う。
八女滞在からの法雲仏とお寺を紹介しましょう。